14．ハルビン

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ハルビン氷雪祭りの旅

ハルビンは昔から「東方の小パリ」、または「東方のモスクワ」という美名を持っています。ハルビン市民の誇りである中央大街は独特なヨーロッパ風の建築物やモダンなショッピングセンターが立ち並び、夜はライトアップされ遅くまで多くの人で賑わっています。1985年から始まったハルビン氷祭りは世界三大氷祭りのひとつとされ、中国の冬の観光名所として注目を集めています。この時期、色とりどりの氷灯が街を彩り、氷祭り会場では氷彫や雪彫コンテストなどのイベントも開催されます。光灯る氷のオブジェは寒さを忘れるほどの華やかさで、一度は訪れてみたい中国冬の風物詩となっています。

ハルビン氷雪祭り

中国の最北に位置し、シベリアから極寒の高気圧の影響を受けるハルビン。毎年1月5日から2月末まで雪や氷を利用した幻想的な世界が繰り広げられ、多くの観光客でにぎわう。実物大の氷の建築物がイルミネーションとともに街を照らす。氷はユーラシア大陸・中国東北部を流れる松花江という川から切り出されたもの。雄大な自然を感じずにはいられない祭りだ。

聖ソフィア聖堂

1907年に創建されたロシア正教の教会。重厚な作りと色合いが圧倒的な存在感を示している。

中央大街

ロシア語で「キタイスカヤ」と呼ばれハルピンを代表する歴史的な街並み。全長1,450ｍの両側にヨーロッパ風建築が建ち並び、ブランドショップやカフェなどが人気のショッピングストリートです。