ワインの新時代が到来!
今や世界に通用するブランドへと成長を遂げた日本ワインの産地を訪ねます
新潟の風土を生かしたワイン造り
「日本のワインぶどうの父」と呼ばれる川上善兵衛が1890年に開設し、日本ワインの聖地とも言えるワイナリー。
雪室の冷気を利用してワインを発酵させる豪雪地帯ならではのワイン造りを行っている。
2020年で創業130周年を迎えたワイナリーの魅力に迫ります。
「日本でつくる」こだわりを未来へ
日本ワインを語る上で欠かすことのできない善兵衛の偉業は、米の不作で苦労する地域の人々の暮らしを豊かにするという高い志によるものでした。この利他の精神は、創業130周年を迎えた今も、そしてこの先も岩の原のワイン造りに受け継がれます。
ぶどう作りへの情熱から生まれた“川上品種”
日本の風土に適したぶどうを作ろうと、
善兵衛は日本のワインぶどうの代名詞的存在の「マスカット・ベーリーA」をはじめ、
22品種のぶどうを開発。岩の原で生まれたぶどうを川上品種と呼び、
園内で丁寧に育てられたその年の最高のぶどうのみで醸造するプレミアムワインは格別。
また、有機栽培のマスカット・ベーリーAから醸造されるワインは
岩の原のテロワールをもっとも感じられます。
冬に積もった雪を運び10月まで貯蔵。ワイン蔵の冷房の他、野菜の保存も。
ぶどうの表面に付いた白い粉(プルーム)は自生酵母の証。
株式会社 岩の原葡萄園
住所:上越市北方1223番地
TEL:025-528-4002
営業時間:ワイナリー見学 9:30~16:30 (1月、2月は日曜定休)
※年末年始及び3月の特定日も休業いたします。 詳しくはお問い合わせ下さい。
HP:https://www.iwanohara.sgn.ne.jp/